新年の挨拶でDMが打てる？「年賀タウンメール」とは

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新年の挨拶でDMが打てる？「年賀タウンメール」とは

日本のお正月の風物詩である年賀状。近年は発行枚数が減少傾向にありますが、新年を迎えた朝に郵便受けに入っている年賀状は、メールやSNSでの連絡とはまた異なる嬉しさを感じるものです。実は、そんな年賀状を年始の販促に活用できる仕組みがあるのをご存知でしょうか。それが、年賀はがきを使ったDM（ダイレクトメール）である「年賀タウンメール」です。年賀タウンメールは年始商戦を勝ち抜くうえで、通常のDMとは異なるさまざまなメリットがあります。

年賀タウンメールは年賀状と一緒に届くDM

年賀タウンメールとは、新年の挨拶である年賀はがきを用いたDMです。郵便局に依頼し必要な手続きをするだけで、指定したエリア内で元日に年賀状の配達がある世帯・事業所に、宛名の記載を省略した年賀はがきDMを他の年賀状と一緒に配達してくれるという非常に便利なサービスです。年賀状という、新年のタイミングで欠かさずに確認する郵送物と一緒に配達されることで見られやすく、反響につながりやすいと近年、人気が高まってきています。

年賀タウンメールを活用するメリット

普段からDMサービスを利用している企業や店舗の担当者からしてみれば、「年賀タウンメールだと何が違うの？」と疑問に思うことでしょう。そんな方のために年賀タウンメールを活用することによる3つメリットを紹介します。

メリット1：顧客リストなしでも送るエリアを指定できる

年賀タウンメールを送る際は、宛名の記載が必要ありません。エリアを指定すればその範囲で年賀状の配達がある世帯・事業所に送付できます。そのため、一般にDMを送る際に必要な顧客リストがなくてもサービス利用が可能です。さらに、町丁名単位やマンション単位など細かくエリアを指定できるため、ターゲット層に合わせて無駄なく届けられるというメリットもあります。

メリット2：チラシをポスティングできないマンションにも送れる

年賀タウンメールは郵便局員が年賀状と一緒にポスティングしてくれるので、ポスティング禁止のマンションや新聞を購読しておらず折り込みチラシを送れない世帯にもDMを届けることができます。形も普通の年賀状と全く同じであるため、家の中まで持ち込んでもらえる可能性も高くなるでしょう。

メリット3：年賀はがきのため閲読率が高く、捨てられにくい

はがきのため、開封せずとも手に取った瞬間に内容が目に留まるというのは、年賀タウンメールの大きなメリットでしょう。さらに、お年玉くじがついているため抽選日まで捨てられずに保管される可能性が高く、他のDMよりも格段に情報を伝えやすくなります。

年始の商戦をリード！年賀タウンメール活用例

では実際に年賀タウンメールで成功した企業の事例も確認しましょう。とあるコンビニエンスストアでは、年賀タウンメールによるDMで来店者全員に肉まんをプレゼントするという特典を告知したところ、実に15％もの人が反応を示したことがわかりました。通常ではDMへのレスポンス率は0.1%程度と言われているだけに、これは驚異的な数字と言えるでしょう。

また、あるフィットネスクラブでも、年賀タウンメールの活用によって新規入会の申し込みが大幅に増え、収益が目に見えて増加するほどの効果が上がったという事例があります。年賀タウンメールによって、DMがターゲットの手元に確実に届いているということを如実に表しています。

思いのほか低価格？料金について

年賀タウンメールについて、「これだけのメリットがあるのだから、高額な料金がかかるのでは？」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、年賀タウンメールにかかる料金は、年賀はがきの代金＋印刷代だけ。年賀はがきは1枚62円のため、たとえば300世帯に送付するとしても、300世帯×62円＝18,600円と印刷代のみで手軽に販促を行えます。販促にあまり予算をかけられないという方にとっては、まさにうってつけの手段と言えるでしょう。

まとめ：年始の商戦をリードするうえで検討したいツール

通常のDMは、すでに商品やサービスを利用した経験がある顧客や、その可能性がある見込み顧客に対して発信するのがセオリーです。しかし、年賀タウンメールを活用することによって、未開拓の層に配達地域指定でアプローチすることができます。そのうえ閲読率が高く、予算を抑えられるというメリットもあります。年始の商戦を一歩リードするうえでは、ぜひ活用を検討したいツールではないでしょうか。