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【ビジネス文書の例文】2月の時候の挨拶は?
ビジネス文書を送るときは、必要な書類と一緒に先方へのメッセージを書き込んだ手紙を同封することがあると思います。その手紙に書かれていることも、仕事上のやりとりのひとつですので、伝達事項だけ箇条書きにして送ればいいというものではありません。
今回は2月の時候挨拶の例文をご紹介します。
社内報
豆知識
2月上旬の時候の挨拶
2月上旬(1日~10日)は節分(2月3日)があり、暦の上では春を迎える時期です。とはいえ、実際はまだまだ寒い時期ですので、時候の挨拶にも寒さを表す言葉を添えるのが一般的です。 2月上旬に使われる時候の挨拶は以下のようになります。 ・厳寒の候 ・晩寒の候 ・立春とは名ばかり また、手紙が届くのが立春(節分)よりも前であれば、「大寒の候」という挨拶を使うこともできます。ただし、大寒は立春までの期間を指す言葉ですので、立春以降は上記の例を使うか、「立春の候」を使うようにしましょう。 例文:厳寒の候、株式会社○○の皆様はお風邪など召されていませんでしょうか。2月中旬の時候の挨拶
2月中旬(11日~20日)のイベントにバレンタインデーがあります。友人とのやりとりであればバレンタインデーやチョコレートについて触れてもいいかもしれませんが、ビジネス上のやりとりであれば、先方がお菓子メーカーなどでない限り避けたほうが無難でしょう。 2月中旬は寒さが徐々に収まりつつあることに注目しながらも、まだ寒さが残っているというのが伝わる挨拶を使います。 ・冬の名残がなかなか去らず ・残寒の候 ・残冬の候 ・余寒厳しき折から 「次第に暖かくなりつつあるものの、やはりまだまだ寒い」というニュアンスを表現できる挨拶を選ぶようにしましょう。 例文:冬の名残がなかなか去らず、まだまだコートが手放せませんが、皆様お変わりないでしょうか。2月下旬の時候の挨拶
2月下旬(21日~月末)は目前に迫る暖かい季節への期待を感じさせるような、少し温もりのある言葉を選んで挨拶をします。2月下旬の挨拶でよく使われる言葉は以下のようなものになります。 ・三寒四温 ・向春 ・解氷 ・早春 ・梅花 三寒四温というのは、一週間のうちに3日寒い日があり、4日暖かい日があるということで、寒い日よりも暖かい日が多くなったことを表す四字熟語です。 2月下旬になれば、実際寒さも次第に収まり始めていることでしょう。寒さよりも春らしさに重きを置いた挨拶にするのが基本です。しかし年によっては2月下旬も寒さが厳しいことがありますので、その場合は2月初旬と同じような挨拶でもいいかもしれません。 例文:三寒四温と言われるこの季節、春の訪れを肌で感じておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。その他の2月の時候の挨拶
最後に、上で紹介したもの以外の2月の時候の挨拶の主なものをまとめておきます。 ・春寒の候 ・暮冬の候 ・上春の候 ・解氷の候 ・立春とは名ばかりの寒さですが ・向春のみぎり ・梅のつぼみもまだ硬いようですが ・長い冬もいよいよ終わりに近づいてきましたが ・余寒なお去りがたき折から 2月は冬から春に季節が移り替わる季節です。2月上旬は冬らしい寒さを表現し、中旬では春なのに寒いというニュアンスを含ませ、下旬は春に向けての期待のこもった温もりのある挨拶にするようにするといいでしょう。 ビジネス文書を送ることがあるという方は、ここで紹介したことを参考にして文書を作成してみてください。別のコラムを読む
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